ゆるゆる映画レビュー『グランド・ブダペスト・ホテル』
どうもこんにちはK.O.ロックフェラーです。
今日DVDで『グランド・ブダペスト・ホテル』を見ました。
見る前はかなり期待していたのですが、、、、。
こういうヨーロッパのコメディは割と見たとの感想が二つになるんですよ。
感想①「最高に面白い」
そう、最高に面白いパターンです。アメリカの映画や日本とは違う独特なテンポと皮肉の効いた笑い、そう言ったものがうまく絡み合うと(全部個人的にですが)面白い映画ができます。
古くはミシタービーン(同じカテゴリーに入れるのは少し無理があるかもしれません)も、とりあえずは他にはないヨーロッパ独特の笑い。
アメリなんかもそうですかね。
なんというかチャールズディケンズやゾラなどのヨーロッパの作家が描くような悲劇をコミカルに描くというのがいいです。
で、このグランド・ブダペスト・ホテルもこうしたヨーロッパ独特のテンポと笑いがあってかなり面白いのは間違いありません。
序盤は
序盤までは
でも
後半
感想②「シュールすぎて最高に引く」
というのが、惜しい!!!!
ヨーロッパではこういうのも皮肉の効いたギャグとして捉えられるのですかね。
例えば今まで平和に物語が進んでいて残虐なシーンがなくてターゲットがファミリー層かな?と思わせと説いて、突然弁護士の指4本がしまったドアにはさめられて切れ落ちます。
しかも落ちて血の付いた指を映像でしっかりと見せてきます。
いや、落ちます??ドアで指
で、それをしっかり見せます??
わ、笑えねー
猫が落とされて頭打って血が出てるのも、、、
でシュールバイオレンスはこの後も続きます。
例えば警官が生首を持ち上げたり。
生首も描写もしかッかりしてきます。
人がポンポコ死んだり。
嘘だろ、、、、
ファミリームビーが、、、、
サイコムービーに、、、、
という展開が続きます。
引きます。
引いて引いて引きまくります。
もう、あれです。
ワカサギがいっぺんに3匹釣れた時くらいの引き具合です。
いやもっとです。
マグロです。
マグロぐらい引きます。
下手したら持ってかれます。
手が。
体ごとマグロに持ってかれるんじゃないかと思うぐらいの引きです。
ということで!
グランド・ブダペスト・ホテル=マグロ!!!
マグロ!!
序盤までは星五つでしたが、今回の評価は!
★★☆☆☆
厳し目ですみません。
こういうのが好きな人はたまらないと思います。客観的に見たらほし四つとかですが、これは個人的なブログなのであくまで個人的感想です。
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DVDのパッケージは可愛いな〜